厄除けの寺 由加山蓮台寺 岡山県倉敷市

厄除け瑜伽大権現 由加山 別格本山 由加山 蓮台寺 お問い合わせ先(9時から16時まで)TEL086-477-6222 FAX086-477-5551

七五三の豆知識

毎年10~11月にかけてお寺で行われるのが七五三参りです。毎年たくさんのご家族が参拝やご祈祷を受けるために由加山蓮台寺を訪れます。ここでは七五三についての豆知識をご紹介します。

七五三の意味

七五三は男の子が三歳と五歳、女の子は三歳と七歳に、今まで成長したことの感謝やこれからの健やかな成長と幸せを願うお祝いです。それぞれの年に行う儀式には意味があります。

  • 「髪置」は三歳に男女共に行う儀式です。
    昔は三歳になるまで、病気予防のために髪を剃る風習があり、三歳になると髪を伸ばし始めました。その儀式が髪置です。
  • 「袴着」は五歳に男の子が行う儀式です。初めて袴を着る儀式で、幼児から少年へ成長する節目となります。
  • 「帯解」は七歳に女の子が行うお儀式です。三つ身の着物と付け帯から四つ身の着物と普通の帯へ変える儀式で、幼女から少女へ成長する節目となります。

11月15日に儀式を行なうようになった理由

七五三参りが11月15日に行われるようになった理由は諸説あります。徳松は幼少時とても身体が弱かったそうです。そのため、健康を願ってお参りをした日が11月15日でした。その後健やかに育っていったのでそれにあやかり、11月15日が七五三参りの日として定着していきました。

また、昔は稲の豊作を祝い全国各地で毎年11月に豊穣を祝う祭りが行われていました。それに加えて毎月15日が吉日と考えられていたため、11月15日に稲の豊作と子供の健やかな成長を感謝する式日として広まったという説もあります。

千歳飴の袋にも込められた思い

七五三参りに欠かせないものが千歳飴です。千歳飴には親が子供に無事に育って長生きしてほしいという長寿への願いが込められていますが、千歳飴の袋にも様々な意味や思いが込められています。

袋に施されている鶴亀は「鶴は千年亀は万年」という長寿を示唆します。松竹梅は「冬でも緑を保つ松や竹、冬を耐えて真っ先に花を咲かせる梅」という意味があり、健康や力強さを示唆しているのです。千歳飴を楽しむ際は親子で一緒に注目してみてはいかがでしょうか。

七五三参りは子供に元気で長生きしてほしいという願いがこもったお参りです。岡山県にあります由加山蓮台寺では10~11月限定で祈祷時間を設けております。記念撮影や千歳飴をお配りするサービスも行っておりますので、七五三参りやその他のご参拝などは、ぜひ予約をして由加山蓮台寺までお越しください。